2021年現在のブログ執筆環境
しばらく止まっていたブログの執筆をまたもや再開する。 再起動宣言はこれで何回目なのだろうか。
とりあえず、今後のために、今の環境をどう構築するかのメモを書いておく。
そして可能なら、正月のうちに、これらの環境を短時間で再構築できるようにしておきたい。
ブログ執筆環境
ブログはorg-modeで作成して、hugoでビルドしている。
執筆はemacs上のeasy-hugoを使っている。
記事を書いたら、githubにpushすると、Netlifyがデータを取得して、hugoでビルドして公開してくれる。
記事などのデータは第一にはgithub上に作ったリポジトリで管理している。
将来の自分のため用環境メモ
これだけの環境を構築するのは簡単なんだけど、どこかが動かなくなっているとチェックと修正がめんどうだ。 現に最近更新が止まっていたのは、公開がうまくいかなくて、チェックする手間をとれなかったからだ。
今回は、beautifulhugoテーマをリポジトリに含めていなくて、公開できなかった。 なにかのタイミングでテーマはリポジトリに含めないようにしようと思ったみたい。 テーマを変更するときは、リポジトリに含めることを忘れないこと。
とはいえ、hugoのテーマはGitのサブモジュールの形になっているので、別の管理の仕方がありそうな気もする。 暇になったら検討しよう。
だいたい、とりあえず動くようにしようという対応が積み重なると、だんだん環境が標準のものからずれていく。 熱心に環境構築しているときはそれでいいのだが、いったん環境が安定して、環境への関心が薄れるとなにをしたのか、忘れてしまう。 問題がでるのはたいていそういうときだ。
なにをしたのかきちんと文書に残すことは、将来の自分にやさしくなるためだ。そして、今の自分が「忘れる存在」であることを受けいれることだ。
なんか哲学的な感傷にひたってしまったけれど、毎回、過去の作業手順を忘れ、思いだすためにぼうだいな時間をとられる。 そして、しばし、自己嫌悪に陥る。
「あのときの自分が自分の記憶力に自信ありすぎたからだ!」と。
Windows環境メモ
日本語入力環境
skk+azikで指が慣れている。これはかなり快適で、ストレスなく入力できる。
Windows上では、CorvusSKKにAZIK拡張を入れている。Emacs上では、ddskkを使っている。 辞書は共有していない。
CouvusSKKの環境設定では、日本語入力のオンオフをキーボードの「かな」または「変換」でおこなえないようなので、keyhackにスクリプトを書いて使用している。 (もうしわけないけど、出所が不明だ。)
# 変換キーを半角/全角キーに def zenhan_unless_zen(): if ( keymap.wnd.getImeStatus() ): # pass-through keymap.InputKeyCommand( "(28)" )() else: # zen-han keymap.InputKeyCommand( "(243)" )() def zenhan_when_zen(): if ( keymap.wnd.getImeStatus() ): # zen-han keymap.InputKeyCommand( "(243)" )() else: # pass-through keymap.InputKeyCommand( "(29)" )() keymap_global = keymap.defineWindowKeymap() keymap_global[ "(28)" ] = zenhan_unless_zen keymap_global[ "(29)" ] = zenhan_when_zen keymap_global[ "(242)" ] = zenhan_unless_zen keymap_global[ "(240)" ] = zenhan_when_zen
ddskkの方は、下記の設定を.skkに追加している。
(setq skk-rom-kana-rule-list '(("q" nil ("。" . "。")) ("@" nil ("、" . "、")) ("[" nil skk-toggle-characters)) ) (setq skk-auto-insert-paren t) (setq skk-use-azik t)
emacs
いろいろと試行錯誤したけれど、wsl版のemacsを使っている。 できれば、Windows版が使いたいのだけれど、Python関係のトラブルがあって、果たせていない。 まとまった時間もとれないので、以前構築したままになっている。
今でもminicondaなどWindwos用の開発環境を構築しようとした名残りがシステムに残っている。 Windwos用のminiconda環境をwsl側から使えればと思っていたのだと思うけど、今となってはなぜそんなことをしたかったのかすら不明だ。
いや、そうではないな。 書いていて思いだしてきた。
Windows用にPython環境を構築して、同時にwsl用にも構築したかった。 こうすることで、emacsはwsl上のものを使えるし、Windowsでも開発ができる。 そのために、WindowsのパスにWindows用のPythonを指定していた。 emacsで呼び出したいPythonはwslのものだ。 実際に呼び出されるのは、Windwos用のPythonだった。
うまいこと、言いたいことが伝わるだろうか?
まあ、Windows版のPythonとwsl版のPythonの共存に失敗したということだ。 なんとなくそんなことありえない気がするんだけど、どうしても解決できなかった。 そして今、環境構築時に試行錯誤したときほどの時間をとることができない。
クラウド
Google DriveとOneDriveを使用している。
Google Driveはあまり使っていなかったのだが、Google Classroomを使う関係で使わざるをえなくなった。 とはいえ、とても便利なので、特にOneDriveを使用する理由も見当たらない。
僕はパスワードが流出してしまったときのために、クラウドには個人情報をおいていない。 それでも流出時のダメージをさらに小さくするために、複数のクラウドに情報を分散させている。
特に過去の文書は保管しておきたいけれど、流出するとなにが含まれているのかよくわからないので、これらとは別のクラウドに保管している。 問題は、そのパスワードをよく忘れてしまうこと。 メモを絶対にできないし、基本的に年に1回しかアクセスしない。 どうしたものか。。。
その他
emacsはずっと使っていて便利なツールだと思うけど、Visual Studio Codeに移行したいとずっと思ってる。 emacsを最優先にするならば、環境すべてをLinuxに移行してしまえば、微妙な苦労もなくなり、すっきりとemacsで暮らせそうだ。 けれども、講義作成環境などが、Windowsに依存していて、なかなか移行しきれない。
PowerPointとExcelは必須ツールだ。
リモート授業のためには、ZoomとOBS Studioも必須だ。作成したビデオを編集するためには、avidemuxも使用している。
このうち、僕がLinux移行に苦労しているのは、マイクだ。 理由は分からないけど、Linuxのマイクが機能してくれない。 Bluetoothのせいかと思ったけど、マイクジャックに差しこむタイプでもだめだ。 かくなるうえは、USB接続のものかなあと思うんだけど、今どき売っているのだろうか?
なお、マイクについてはUSB接続のカメラに内蔵のマイクはなんの設定も不要で使用できた。
これ以上、深掘りする根気もスキルもない身としては、当たり外れがあるとしか言えない。
開発環境メモ
wsl上でUbuntu入れてemacs使ってる。 特に問題はない。
仮想環境の意味が分からなくていろいろと勉強中だ。
DockerとAnacondaを同時に使うとか、さらにWindowsとwslを共用するとか、そんなときになにが起きるのか、いまいち想像できない。 もちろん、これらを相互に自由に設定する方法もよくわからない。